ハウスクリーニングを依頼する際にチェックするべきポイントとは?
毎日の生活が忙しく、家の隅々まで掃除をすることがむずかしい家庭も多いでしょう。そこで近年ハウスクリーニングの人気が高まっています。ただ、サービスを使ったことがない方の中には、どのような点に注意すべきか気になる方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、ハウスクリーニングの依頼時に気を付けるべきポイントを解説します。
ハウスクリーニングとはどのようなサービス?
共働きの家庭や小さな子どもがいる家庭では、掃除機をかけるくらいしか掃除ができていないという家庭もあるのではないでしょうか。しかし、生活している以上、換気扇やトイレ、お風呂などさまざまな箇所が汚れてしまいます。目につくところは手入れをしていても、隅々まで掃除をするのはむずかしいでしょう。しかし、汚れは放置しているとさらに状態が悪化する一方です。換気扇やエアコンの掃除を放置しすぎて家庭では対処しきれないケースも珍しくありません。
そこで普段から清潔な家を保ちたい、忙しくて掃除ができない、プロの力を借りたいといった場合に便利なのがハウスクリーニングです。ハウスクリーニングとは、掃除のプロにお金を支払って掃除してもらうことです。時間の節約やプロにしかできない徹底した清掃などを受けられるため、近年人気となっているのです。
ハウスクリーニングで依頼が多いのは、換気扇を含むキッチン周辺やエアコン、トイレ、お風呂の4箇所です。そのほか、部屋全体やベランダなどの清掃も依頼できます。基本的にどこの業者であっても1箇所だけの清掃に対応していますが、複数の箇所をまとめて依頼できるパックプランを利用する方がお得になるケースが多いです。料金は業者によって異なりますが、キッチンやお風呂などは、1箇所あたり1~2万円が相場でしょう。
ハウスクリーニングを依頼する際にチェックするべきポイント
ハウスクリーニングがどのようなサービスか理解できたものの、実際に依頼するとなるとハードルを感じる方もいるでしょう。そこでハウスクリーニングを依頼する際にチェックすべきポイントを解説します。まず、事前に見積もり作成を依頼しましょう。一社だけの見積もりをとるのではなく、複数の業者から見積もりをとって比較することをおすすめします。見積もりを比較することで相場がわかるのはもちろん、どのような作業内容が含まれているのかがわかります。安いに越したことはありませんが、安すぎると契約後に追加料金がかかるケースが多いでしょう。
そのため、見積もりを比較し、作業範囲に対していくらかかるのかをチェックしておくべきなのです。次に、依頼する業者の実績や評価を確認しておくこともポイントだといえます。口コミサイトや過去の実績を確認し、きちんと評価されているのであれば安心して依頼できます。反対に評判の悪い業者であれば、何らかの苦情が書き込まれている可能性があります。
最後に業者の対応をチェックしておくのもポイントの一つです。問い合わせをしたときや見積もりを依頼した際、丁寧な対応であれば問題ありませんが、なかには雑な対応をするところもあるでしょう。雑な対応をする業者は家の隅々まできれいにしてくれるとは思えないため、丁寧な対応をしてくれる業者に依頼する方が安心できます。
ハウスクリーニング依頼時の注意点
ハウスクリーニングを実際に依頼するときは、見積もりと補償の2点を確認しましょう。まず、先ほど相見積もりをとることをチェックポイントとして解説しましたが、見積もりの内容が項目ごとに細かく記載されているか、どのような作業範囲が料金に含まれているか見ておきましょう。
また、事前に業者のホームページを確認し、料金プランが記載されているかもチェックしておくと安心です。ホームページに記載されている料金プラン通りに見積もりが作成されていれば、優良業者だと考えられます。また契約をする際、追加料金がかからないか確認しておくなど、事前にお金のことをきちんと確認しておくとトラブルを避けられます。
2つ目は損害補償制度があるかを確認しておきましょう。ハウスクリーニングは人の手によって行われるため、事故でモノを破損させてしまう可能性があります。その際、もし補償がなければ、依頼者と業者のどちらが修繕費用を負担するのか、話し合いになる可能性があります。補償が付いていれば、補償制度を使って対応してもらえるためトラブルになることはないでしょう。
まとめ
ハウスクリーニングは住環境の快適さを保てる便利なサービスです。しかしサービスを使ったことがなければ、どのような点に注意すべきかわからないでしょう。まず、依頼する前の複数の業者から見積もりを取ったり、対応の丁寧さを確認したりするとよいでしょう。また、見積もりの内容に漏れはないか、適正価格かどうか、さらには補償がついているかなども確認しておくとトラブルになるのを防げるでしょう。